プロフィール
 

建築家:一ノ宮賢治 株式会社 ISS総合計画事務所 代表取締役社長

Architect ISS Associeted Architects & Engineers.Co.,Ltd. President

1940年東京生まれ。

1963年早稲田大学理工学部建築学科卒業後、渡米し、フランク・ロイド・ライトのタリアセンで有機的建築(*1)の実践を学んだ後、ミノル・ヤマサキ(*2)の元で、ニューヨーク・ワールドトレードセンターの設計等に従事した。

1971年に独立、代表作品としてヤマハのリゾートの施設“つま恋”“はいむるぶし”“葛城北の丸”、掛川市生涯学習センターがある。

設計テーマは、有機的建築の追求、自然環境との共存、文化の継承と創造的結合で,独立以来一貫して約40年、このテーマの研究、実践に挑戦し続けている。
このテーマはリゾート施設等の大規模なものに限らず、人間生活の細小単位である住宅にも共通するため、小規模住宅と家具も数多く手がけている。

建築の設計だけでなく、都市と農村地域の交流を目的とした、グリーンツーリズム活動を推進するため、1977年財団法人農林漁業体験協会(現、都市農山漁村交流活性化機構)を設立して以来30年、現在も理事として活動を続けている。

この活動を通じて竹林の荒廃が深刻な状況にあることを知り、竹素材の現代建築への活用の研究を始めた。この成果をギンザコマツギャラリーで開催した展覧会“竹と輝き”で発表。ニューヨークでも講演。

(*1) Frank Lloyd Wright Taliesin, Organic architecture:
20世紀の巨匠と言われるアメリカの建築家で、日本では旧帝国ホテルの設計で知らている。Taliesin は ライトの設計活動の拠点で、日本の徒弟制度に似た運営方法をしている。

有機的建築とは、ライトが提唱した建築思想で、建築は有機体のように自然の法則にしたがったものでなければならない。

と一生説き続けた。

(*2) Minoru Yamasaki
アメリカの日系2世の建築家で、ワールドトレードセンターNY.セントルイス空港の設計で知られている。

1964、ミノル・ヤマサキ事務所にて / フランク・ロイド・ライト婦人からのコメント